時(shí)は戦國(guó)。領(lǐng)主の親を討たれたかすみは、弟の光太郎とともに真田幸村に引き取られた。幼い光太郎を守るため、修行を積んだかすみは真田くノ一となる。老師?夢(mèng)風(fēng)から命を受けたかすみは、小諸の仙石領(lǐng)內(nèi)に潛入する。徳川家と石田三成の対立を偵察する草の六蔵からの連絡(luò)が途切れたのだ。草の六蔵は、仙石家の白牙隊(duì)に殺されていた。白牙隊(duì)の侍たち三人を斬るかすみだが、彼女もまた太股に傷を負(fù)った。そんなかすみを救けたのは、旅籠椿屋の若旦那の伸吾だった。獻(xiàn)身的な彼の看護(hù)を受け、かすみは初めて戀を知る。二人は、身も心もひとつになった。しかし、白牙隊(duì)の首領(lǐng)?板垣重蔵は執(zhí)拗にかすみを追いかける。女として生きるか、忍びの道を選ぶか。いま、かすみは重大な決斷を迫られる…