山間の小駅。午前二時(shí)を指す時(shí)計(jì)のかかった待合室には、水害で列車が立往生、足止めを食った乗客がたむろしている。重役夫妻、男女學(xué)生、老夫婦、オンリーの夏子、田舎娘など、色々な人がごった返す待合室の隅には、乳呑児を抱えた時(shí)枝が、ひっそりと佇んでいた。そして、その傍には一本の手錠でつながれた刑事と殺人犯の森がいた。宿屋のない土地とて一同はバスで次の駅へ出ることになる。しかし行手には山崩れの峠道と八時(shí)間の暗夜の行程が待っていた。その上、出発を目前に、二千萬(wàn)円を奪って逃げた二人組の銀行ギャングが、この方面に立回ったという情報(bào)が入った。乗客は動(dòng)揺、バスの人數(shù)は半分に減った。殘った十四人を乗せバスは不安と恐怖とともに進(jìn)んだが、漸く夜が明けかけ一同ホッとする。しかし時(shí)枝の表情は何故か暗いまま。やがてバスは壊れかけた橋を危うく渡るが、そのドサクサに時(shí)枝が姿を消す。全員が... (展開(kāi)全部)
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