絶壁から落ちた霧太郎は、霧の術でかろうじて雨と降る銃弾から逃れ、三平とチョン吉を後に殘し、単身照姫を救うべく堂々と龍仙閣に乗り込みました。雪姫は一計を案じ霧太郎から金の鈴を強奪しますが、それはニセ物です。その間に絋三郎が忍び込み照姫とお幸を救い出しました。金の鈴をニセ物とは知らない雪姫は、銀の鈴を持っているという大蛇丸と手を組んでまぼろし城の秘寶を手に入れようとするのです。一方、命にかえても、と鈴を求める照姫とお幸の二人は、お春から銀の鈴は貓の首にかけられていることを知るのです。そんなある日、チョン吉と三平はふと貓の首に下がっている銀の鈴を見つけ大喜びに千鳥屋に向かうのですが、そこで照姫とお幸に會い喜びを二重にするのでした。ところがそこに熊八が現(xiàn)れ、鈴と照姫とお幸をさらって行ってしまうのです。そこに霧太郎が現(xiàn)れ、銀の鈴と金の鈴を隠した場所を示す絵図面... (展開全部)