激戦を乗り越えた岡田部隊のもとに、本隊から敵陣の偵察命令が下った。部隊長の岡田は五人の兵士からなる斥候隊を組織し、敵の情報収集に向かわせた。五人は川の対岸に數(shù)多くの中國兵とトーチカなどを発見、部隊に戻ることにした。しかしすでに彼らは敵の部隊に取り囲まれていた。機銃掃射を受けながらも、五人はそれぞれその場を離れた。一人また一人と兵士たちが帰還したが、木口一等兵だけが戻らない。そんな中、本部から明朝敵陣を占拠せよという命令が下った。
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