『野ばらのジュリー』に続く「名曲ロマンシリーズ」の第二弾。今回はショパンの『幻想即興曲ハ短調(diào)』をメインの楽曲に據(jù)えて製作放映された。ナポレオン3世のフランス軍がプロイセン軍に敗れ、パリから自由が失われた普仏戦爭(zhēng)の時(shí)代。フランス側(cè)の議員ティエールは己の財(cái)産を堅(jiān)守するため、パリの権勢(shì)をプロイセンに売り渡していた。富豪地主ロスタン家の令嬢で15歳の少女イザベルは売國(guó)奴の所業(yè)に義憤を抱き、母國(guó)の自由を取り戻す戦いに加わろうと立ち上がる。オリジナルの史劇ロマンを、監(jiān)督の早川啓二とメイン文蕓の首藤剛志らが構(gòu)築。とくに多くの人気作を手がける腳本家?首藤にとって主人公イザベルは思い入れ深いキャラクターであり、のちの作品『戦國(guó)魔神ゴーショーグン』などでその再生といえる登場(chǎng)人物を活躍させている。