『3番テーブルの客』(さんばんテーブルのきゃく)は、フジテレビ?共同テレビ製作の1996年に放送された深夜ドラマ。 「古畑任三郎」や「王様のレストラン」で知られる腳本家の三谷幸喜による書き下ろしの腳本を、毎回違ったスタッフキャストで制作するという番組。 冒頭の「臺本が同じなら同じ作品が出來上がると思うならあなたはドラマを知らない」のナレーション通り、演出によって作品の雰囲気が変わるということがよく解る作品となっており、演出家を目指す者には打って付けのドラマである。実際、話の筋は全て同じなので退屈な物に思えそうだが、キャスティング、小道具など、どの回も様々な演出家の個性が溢れており、飽きさせない作りになっている。 第1回は三谷作品をもっとも多く演出している河野圭太が擔當、以後「世にも奇妙な物語」や「笑の大學」で知られる星護や「マルサの女」の伊丹十三、と... (展開全部)