丸亀藩主を父に持つ自由闊達(dá)な浪人?桂木新二郎、通稱“桃太郎”が、理不盡な悪を退治する痛快時(shí)代劇の新シリーズ。 ◆丸亀藩御用達(dá)の塩問(wèn)屋?讃岐屋の主が辻斬りに遭った。娘お袖は涙にくれ、お袖をひそかに思う亀八が懸命に慰める。実は先月にも同じく塩問(wèn)屋の川島屋が飲めないはずの酒に酔って川でおぼれており、これで丸亀藩御用達(dá)の塩問(wèn)屋はあこぎな商売で悪名高い鳴海屋だけになった。やがて、辻斬りは丸亀藩の侍だという目撃者が現(xiàn)れた。怒りに燃える亀八と思案する新次郎。そんな新次郎を、丸亀藩側(cè)用人の黒崎が見(jiàn)つけた。黒崎は、丸亀藩江戸家老の神島によって陰謀が企まれているから、若殿と入れ替わって神島排除に力を貸してくれと新二郎に頼む。報(bào)酬は望みのままだという黒崎に、返事を保留する新次郎だったが。
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