第30回東京國際映畫祭のアジアの未來部門で、日本人監(jiān)督初の作品賞と監(jiān)督賞の2冠を達(dá)成した人間ドラマ。時(shí)代に翻弄され、引き裂かれた在日ミャンマー人家族の実話を基に、切なくも心溫まる家族の愛の物語を描く。新鋭、藤元明緒監(jiān)督が、演技経験のないミャンマーの人々を俳優(yōu)として起用し、ドキュメンタリーのような臨場(chǎng)感と共に紡ぎ出した。東京の小さなアパートで暮らす在日ミャンマー人の母ケインと幼いふたりの兄弟。入國管理局に捕まった夫に代わり、ケインはひとりで家庭を支えていた。ケインは慣れない日本語で子供たちに一生懸命愛情を注ぐが、父に會(huì)えないストレスから兄弟は喧嘩ばかりで……