白井喬二の原作を、「草間の半次郎 霧の中の渡り鳥」の比佐芳武が腳色し、「お嬢吉三」の佐々木康が監(jiān)督したオールスター?キャストの娯楽時代劇。撮影も「お嬢吉三」の伊藤武夫。 　　文久二年、勤王志士を制圧するため新徴浪士隊を作った幕府は、これが不評により解散、代って鋭意の士を集めた新選組が作られた。江戸試衛(wèi)館の近藤勇、土方歳三、沖田総司等一派に、水戸浪士芹沢一派が合流、ここに陣容は整った。折も折、京洛には勤皇派を名のる斬込み強(qiáng)盜が橫行していた。賊は勤皇の士で長古堂に住む但馬織之助であるとの密告で、新選組は長古堂を襲った。無実を叫ぶ長古堂の娘お香代を後に、織之助は辛うじて逃れた。その日、近藤勇は隊員芹沢が太物問屋太野屋の別邸とその妾お梅を奪ったと聞き、彼をいましめた。しかし芹沢は反省の色なく、大野屋に焼打をかけた。彼を斬った勇は強(qiáng)盜事件も芹沢一味の仕業(yè)なのを知っ... (展開全部)