津田史郎は世界的ジャズピアニストに成長し帰國した。歓迎の渦を後にした彼は、戀人京子を訪ねたが、そこで見たのは長江と京子の寢ている姿であった。逆上した史郎は誤って京子を射殺し、長江の一撃に昏倒した。長江は倒れた史郎の服から麻薬を抜くと立去った。史郎は知らぬ間に麻薬の運び屋にされていたのだ。彼は自分を罠におとしいれた奴の復(fù)讐を誓いつつ、三年の監(jiān)獄生活に耐えた。彼が麻薬組織の追求に動き出すと、一方では刑事の江草が史郎をつければ、麻薬組織を摘発出來ると考え、尾行していた。史郎はそんな刑事に顔をくもらせるのだった。江草と別れた彼は何者かに狙われた。そして彼は國外に出るなら面倒みようという電話を受け、指定の場所へ行った。組織の男、陳は史郎に旅券を渡したが、江草の手で逮捕された。組織に近づくチャンスを逸して、がっくりきた史郎に江草は執(zhí)拗に協(xié)力をせまるのだった。そん... (展開全部)