大阪落城の前夜、真田幸村は豊臣の血が斷絶するのを恐れ、信濃の女忍者、お喬、お眉、お瑤、お由比、お奈美の五人に命じて、秀頼の子供をみもごらせた。一方千姫はこの五人の女忍者を連れて、大阪城を脫出したが、探知した家康は、豊家の血を斷絶せんと伊賀忍者、鼓隼人、七斗捨兵衛(wèi)般若寺風(fēng)伯、雨巻一天斎、薄墨友康の五人に、女忍者殺害の命を與えた。千姫御殿にとじこもった千姫に坂崎出羽守は強(qiáng)引に結(jié)婚を迫ったが、家康はこれを受けつけなかった。業(yè)を煮やした出羽守は三人の家臣を千姫御殿に差し向けたが、信濃忍法筒涸らしの術(shù)により殺害された。家康派遣の伊賀忍者の薄墨は、くノ一化粧の術(shù)でお奈美を仕止め、お奈美になりすましたが、お奈美が死に際にかけた月の輪術(shù)にかかり命を斷った。薄墨の後を引きついだ一天斎は、伊賀忍法花開きの術(shù)で、お喬に男の匂いをふりかけた。お喬は男の身體を狂い求め、最後に... (展開全部)