伝説の特撮TVシリーズ「ウルトラQ」に登場(chǎng)した、SF小説家?萬城目淳と仲間たちが遭遇した事件を振り返る形で、「ウルトラQ」全28話の名場(chǎng)面とともに、當(dāng)時(shí)のスタッフによる回想、エピソードなどを披露したアンソロジー。監(jiān)督を「ガメラ」シリーズの金子修介が務(wù)めており、放映當(dāng)時(shí)熱心な視聴者であった金子監(jiān)督は自ら関係者へのインタヴューを行い、その映像を収録するという、ユニークな構(gòu)成。 　　萬城目淳の告白というメタ?フィクショナルなスタイルで進(jìn)行するのかと思いきや、監(jiān)督たる金子氏が登場(chǎng)するあたりは、視點(diǎn)が均一化しないジレンマが殘る。さらに金子監(jiān)督にとって「ウルトラQ」とはなんであったか?というアプローチが、聖域に踏み込むことを躊躇したのかシャープさに欠け、これまで活字媒體で発表されたものを映像で繰り返しているだけに終わったのはいただけない。むしろ特典として収録されてい... (展開全部)