世代も背景も異なる警備會(huì)社の社員たちが、仕事の中から拾い出した疑問(wèn)に対し真面目に向き合う姿を描く。主人公の吉岡司令補(bǔ)（鶴田浩二）は特攻隊(duì)の生き殘りであり、戦爭(zhēng)はどこから始まったのか疑問(wèn)を持ち続けて生きる彼を中心に杉本（水谷豊）、島津（桃井かおり）、鮫島（柴俊夫）、柴田（森田健作）が時(shí)に激しくやり合いながら出口を探す道筋が語(yǔ)られる。 　　若者たちは様々な観點(diǎn)から問(wèn)題を検討するが苦しむ側(cè)へのやさしさに流れてしまう若者に対して、吉岡は常に他人を受け入れることが難しい點(diǎn)と、だからこそ何を弱者に求めるのか、弱者とは何かを指摘しつづけ両者の葛藤が繰り返し描かれていく。最初に提示された問(wèn)題が弁証法的に説明された結(jié)果、更に大きな問(wèn)題が浮き彫りになったところで一話形式の物語(yǔ)が閉じられる。