カズとフミは大阪の下町で一緒に法律事務所を営む弁護士“夫夫”。出會って15年。仕事も生活も常に二人三腳のふたりは、法律上は他人同士。そんな彼らのもとには日本全國から生きづらさを抱えた人々がやってくる。LGBT、養(yǎng)護が必要な子供たち、無戸籍者、突然逮捕されたアーティスト、「君が代」不起立を貫く學校教師…。ふたり自身も、いつかは人の親になりたいという夢に向かって試行錯誤を続けていた。そんなある日、居場所を失った少年をしばらく預かることになり…。歐州で長年活動していた戸田監(jiān)督は、偶然出會ったふたりに惚れ込み、大阪へ移住。國際共同制作による外からの視點を巧みに使いながら、日本社會の現(xiàn)実を鮮やかに描き出す。
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