中原弘は西北大學拳闘部の主將だ。身寄りがなく、アルバイトをしながら仲間の大沢と共同生活をしている。隣室の、バーの女給朱実が弘の世話をやいた。が彼は先日雷族にからかわれているところを助けてやった由紀をひそかに思っていた。ある日、外苑で練習中、大沢が足をくじいた。そのことがキッカケで、弘は由紀に再會した。大沢を病院に運んだ後、二人はドライブに出かけた。城南大に勝った夜、由紀の誕生日のパーティに招ばれた。その席に野本が來ていた。彼は弘の先輩で、由紀とは幼ななじみだった。パーティには城南大の學生も來ていて、弘に嫌がらせをした。由紀は弘に嫌な思いをさせたことが心苦しく、ナイトクラブに誘った。二人は踴った。由紀は両親から野本との結婚話を持ちかけられた。申し出をこばむ彼女の心の中には、弘の姿があった。野本が怪我をした。由紀が見舞った。野本は「君を愛してきたがもう元... (展開全部)
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