青海省の西寧とチベットのラサを結(jié)ぶ青海チベット國道は平均海抜4200メートル、富士山よりなお400メートル余り高い世界最高海抜の國道である。軍事的政治的要路として建設(shè)され、巨費と一千人あまりと言われる犠牲者を出して1954年開通した。以來この國道はチベット的世界と漢民族的世界とを結(jié)ぶ大動脈となってきた。 沿道に広がるのは大草原の花畑と湖、少數(shù)民族の集落、中國人民解放軍の兵舎、無人の荒地、屹立する崑崙山脈……。國道を行くのは五體投地しながらラサを目指す巡禮者、物資を満載した軍用トラックの車列、環(huán)境保護(hù)管理官、サイクリングの青年、遊牧民……。 外國人の行動には多くの制限があり、取材の難しかったこの國道2000キロを光り輝く短い夏、走破する。
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