本作は、第22回「テレビ朝日新人シナリオ大賞」の大賞に輝いた若杉栞南による腳本をドラマ化した物語(yǔ)。ひき逃げ事故に遭った數(shù)日後、病室のベッドの上で目を覚ました高校生の山村陸は、同室の患者である高校教師?桑部辰郎とベテラン聲優(yōu)?川口修吉に話しかけられ困惑する。陸は事故のせいで昏睡狀態(tài)に陥っており、修吉は3年、辰郎は1年以上、同じ狀態(tài)だからだ。誰(shuí)にも気付かれないまま意識(shí)下で會(huì)話する3人だが、辰郎と修吉は病人とは思えないほど陽(yáng)気で、陸は彼らの明るいトークに面食らう。あるとき、修吉が口ずさんでいた詩(shī)が、彼の娘で詩(shī)人の史子の作品であることを知る陸。辰郎は、意識(shí)が戻ったあと史子から詩(shī)について教えてもらえばいいと言うが、陸はある理由から目覚めることに前向きになれずにいた。