ある日、夜明のもとに警視庁の神谷警部から速達が屆いた。その中には、夜明宛に屆いた差出人に覚えが無い葬式の案內(nèi)狀が入っていた。葬式に參列してみると、それは夜明が6年前に殺人で逮捕した男?木村哲夫の葬儀で、案內(nèi)狀を出したのは、哲夫の妹?藍子(美保純)だった。夜明は藍子に頼まれ、銀座で藍子が開いているスナックまで送ることになった。藍子は夜明に、これから毎晩スナックの閉店時刻に迎えに來て欲しいと言う。スナックから橫浜の自宅まで藍子を送り、優(yōu)しげな言葉をかける夜明に、藍子は「寂しい」と抱きついてくる。が、その腕を解く夜明。藍子は明日からは迎えに來なくてよいと告げる。その翌朝、夜明は、6年前の事件で哲夫に不利な証言をした男?徳山が焼死したという。