北尾実加が中學(xué)2年の時(shí)、高校2年の姉?千津子は、成績(jī)優(yōu)秀でピアノが上手くスポーツも得意で、高校の演劇でヒロインを務(wù)め、教師や同級(jí)生からも慕われていて、実加も憧れていた。しかし、ある日の登校中に交通事故に巻き込まれ、突然この世を去ってしまう。ところがその後、死んだはずの姉の聲が実加の頭の中に聞こえてくるようになった。姉の聲は自分にしか聞こえないけれど、自分を確実に見(jiàn)守ってくれていた。 千津子の死で精神的に不安定になった母、突然単身赴任する父、親友の父の死や心中騒動(dòng)など、実加の周りでは様々な事件が起こる。姉が得意だったピアノやマラソン、演劇での活躍、そして、戀と友情。様々な経験を通じていつしか実加が姉の年齢に近づいたとき、父の浮気が発覚し、激高した母、家庭崩壊の時(shí)、実加がなにげなく発した一言で姉の聲が聞こえなくなってしまう……。