昭和20年9月の淡路島。江坂町國(guó)民學(xué)校の初等科5年男組の級(jí)長(zhǎng)、足柄竜太、バラケツ(ヤクザ)志望の正木三郎らは擔(dān)任の中井駒子先生の指示に従って、國(guó)語(yǔ)の教科書(shū)の不適表現(xiàn)箇所を墨で塗りつぶしていた。海軍大將になることが夢(mèng)だった三郎、父母を亡くした竜太、仲間のデブ國(guó)、ニンジン、ボラ、ガンチャ、ダン吉、アノネも、何によってよいか皆目見(jiàn)當(dāng)がつかなかった。生徒の人気の的、駒子先生も、新婚早々に出征した夫正夫が戦死し、婚家の網(wǎng)元にとどまるかどうか迷っていた。義理の両親は、次男の鉄夫との再婚をすすめるのだが、気がすすまなかった。新學(xué)期が始まって、転校生がやってきた。海軍提督だった父に同行して島にやってきた波多野武女だ。彼女のきりりとした美しさに胸ときめいた少年たちは、武女と提督を進(jìn)駐軍の手から守ってやることを誓い合った。そんなある日、竜太の祖父で巡査の足柄忠勇のもとに... (展開(kāi)全部)