網(wǎng)走刑務(wù)所で5年の刑期を終えての気儘な汽車の旅の途上にあった橘真一は、ノサップの炭鉱まで父に會(huì)いに行くという一人の少女?チエと出會(huì)い、同行することに。その父親とは網(wǎng)走刑務(wù)所仲間の大槻であり、再會(huì)を喜ぶ二人。だがこの炭鉱は、総支配人?関野をはじめとした炭坑長(zhǎng)の蝮たち一派が専橫する地獄のような場(chǎng)所だった。血の気は多いが正義漢の橘、鬼寅ら網(wǎng)走帰りの一騎當(dāng)千の暴れ者たちが、犠牲となっている炭坑夫たちのために零下30度という極寒の大雪原を舞臺(tái)に、炭鉱を支配する悪の一味と凄まじい銃撃戦と騎馬戦を繰り広げる。