「可愛い」。外見だけでなく、中身もその言葉がぴったりの九條美園。真面目で優(yōu)しい心を持つが、意地っ張りで可愛げのない今西詩。2人は一つ屋根の下で暮らすいとこ同士だ。ちょっとわがままだが甘え上手の美園は誰からも愛されるキャラクター。そんな彼女をうらやむ詩は、「美園みたいになれたらどんなに楽しいだろう…」と何度も心の中で願っていた。そんなある日、詩は美園の裏の顔を知る。美園は巧妙な噓をついて周囲の心を操り、詩の家族、友人、戀人までをも奪っていたのだ。家族であり親友だったはずの美園は、天使の顔をした、悪魔だったのだ――。美園の本當(dāng)の顔を知った詩は美園への復(fù)讐を誓う。一方、美園には幼少期から詩を恨む理由があり…幼いころから互いへの羨望と嫉妬を抱き続けてきた真逆のタイプの2人。果たして詩は、戀を、そして人生を取り戻すことができるのか?
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