中華料理店「幸楽」は、愛(吉村涼)と誠(村田雄浩)の世代が店を切り盛りするようになり、ますます繁盛していた。そんなある日、忙しい時間に手伝おうとした五月(泉ピン子)は足がもつれ、お客に料理をこぼしてしまう。そのことを愛に叱られ、寂しく思う五月だった。 この日の午後は勇(角野卓造)の母?キミ(故?赤木春恵)の四十九日法要が営まれた。キミの思い出話をしていると、弁護士の末永(松村雄基)がキミの遺言書を攜え訪ねてきた。そこにはキミの遺産を五月に譲ると書かれていた。一同が驚き、五月は遠慮し辭退を申し出るが、その場に居合わせたキミの長女?久子(沢田雅美)と次女?邦子(東てる美)は、自分たちに取り分がないことを知り、穏やかではいられない。 一方で、眞(えなりかずき)は法要に出かけながらもさっさと帰り、親戚付き合いの苦手な貴子(清水由紀)と激しい口論になる。 「幸... (展開全部)