橫浜?黃金町にある映畫館“橫浜日劇”の2階に事務(wù)所を構(gòu)える私立探偵?濱マイク（永瀬正敏）の活躍を描いた、林海象監(jiān)督によるエンタテインメントシリーズ第1作。マイクは、臺(tái)灣人の楊と知り合い、その兄を探すことに。しかし実は、楊の正體は、組織を裏切った兄を殺すために日本に送られてきた刺客だった…。 　　モノクロ映像に往年の日活無(wú)國(guó)籍アクションのテイストを盛り込み（その象徴たる宍戸錠も“エースのジョー”役で特別出演）、さらには現(xiàn)代アジアの活気そのものを橫浜へと移しこんで一種獨(dú)特な世界観を構(gòu)築していく林ワールドが冴えわたる好編。マイクの友人役?南原清隆など助演陣も個(gè)性的で、それぞれ登場(chǎng)してくるだけでおもしろい。めいなCo.のビートの利いた音楽も妙味である。