結(jié)婚した男を不幸にするという伝説をもつ大女優(yōu)。彼女にまつわる殺人事件に、おなじみの名探偵が挑戦。1964年の初夏。金田一耕助（小野寺昭）は、山中湖へやってきた。舊知の実業(yè)家?飛鳥（鈴木瑞穂）が湖畔にある別荘で開く婚約披露パーティーに招かれたのだ。飛鳥の相手で、大物女優(yōu)の鳳千代子（松尾嘉代）は、結(jié)婚する男を恐ろしい目にあわせると言われている女だった。千代子は４回の離婚歴をもっており、パーティーのメンバーも奇妙だった。まず、最初の夫で、往年の二枚目スター?泰久（佐原健二）との間にできた娘の美沙（松原千明）。その祖母?篤子（荒木道子）。さらに２番目の夫で、畫家の恭吾（上田耕一）、そして、３番目の夫で音楽家の津村（清川新吾）などだ。そこへ、なぜかひとり招待されなかった泰久が、酒気をおびて亂入してきた。翌朝、その泰久の死體が、ホテルのプールに浮かぶ。さらに次の... (展開全部)